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おいしいNEWS TOPへもどる冷え対策におすすめ!キムチと相性抜群の意外な食材
肌寒い日は、体をしんから温めてくれるメニューがほしくなりますね。そんなとき、便利なのがキムチです。
「キムチに欠かせない唐辛子には、カプサイシンという辛味成分が含まれています。カプサイシンには、口や胃の粘膜を刺激して、食欲を増進したり、血行をよくしたりする働きがあるんですよ」と話すのは、管理栄養士・料理研究家の五十嵐ゆかりさんです。
かぼちゃやナッツ類でパワーアップ
キムチはそのままで食べてもおいしく、調理に使っても便利な食材です。キムチ鍋はすっかりおなじみになりましたが、五十嵐さんは、「もっとキムチをいろいろな食材と組み合わせてみて」とアドバイスします。 その理由は、キムチと同じように、血行を促す働きのある食材と組み合わせると、冷え対策の相乗効果が期待できるからです。 「ショウガオールが含まれる生姜、硫化アリルが含まれるにんにくは、韓国料理で薬味に使われるように、キムチととても相性のいい食材です。抗酸化作用や抗ストレス作用が高いビタミンA・C・Eが豊富なかぼちゃ、血行を促すビタミンEが多いナッツ類、ごまも、キムチと合わせてみてください」
みそ汁にもOK。チーズとも合うんです!
五十嵐さんは、なんとキムチを卵焼きの具にしたり、みそ汁に入れることもあるそう。 「キムチは韓国の発酵食品。実は発酵食品同士って、相性がいいんです。みそや納豆、チーズともよく合うので、ぜひ試してみてください」 ボリュームのあるおかずが欲しいときは、溶いた小麦粉とキムチを混ぜて焼き、チヂミにするのもおすすめ。トッピングは、ぜひ、発酵食品の仲間であるチーズを使って、と五十嵐さんは言います。 「キムチがいいのは、体が温まるだけでなく、発酵食品なので、おなかの調子も整えてくれる働きが期待できること。腸には免疫機能をつかさどる器官があるので、腸内環境がよくなると、免疫力の向上が期待できます。これからの季節、風邪予防のためにも、しっかり体を温めて、腸内環境をよくしてください」
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取材・文/角田奈穂子
編集/サンキュ!編集部